「噛む」という歯の機能を回復させる治療とは別に、見た目の美しさを実現しようとする治療が審美治療です。歯を白くするだけでなく、詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)、あるいは貼り付け(ラミネートべニア)を用いて、欠けた歯を元通りの形にしたり歯並びを整えたりします。
素材はセラミックや金合金などがありますが、「白さ」を求めるならばやはりセラミックが優れています。
保険診療の場合、治療で使用できる素材に制限があり、治療方法なども限定的になります。 一方、自費診療では保険が適用されないため治療が高額になりますが、治療に用いる素材や治療方法の選択が自由になります。 通常、審美治療は自費診療の範疇となります。しかし、保険診療よりもはるかに見た目や快適さを追求できるため、患者さまに選択肢の一つとしてご案内しています。 もちろん、無理にお勧めするようなことはいたしませんのでご安心ください。 ご質問・ご不明な点などはお気軽にお尋ねください。
◎虫歯を治療したときの銀歯が目立つのが気になる
◎歯茎が黒ずんできている
◎金属アレルギーの発症が心配
白い歯を追求するのがホワイトニングです。歯の変色には茶渋やたばこのタールの付着、乳幼児期に服用した薬など、さまざまな原因があります。このような蓄積された歯の着色汚れを除去し、黄ばんだ歯の内部まで漂白して歯を白くする審美治療の一つがホワイトニングです。 ホワイトニングには、患者さま自身がご自宅で行っていただくホームホワイトニングと、歯科医院にて行うオフィスホワイトニング、また両者を併用して行うデュアルホワイトニングといった方法があります。
オーダーメイドのマウスピースに低濃度の薬剤を塗布し、患者さま自身がマウスピースをはめてご自宅でホワイトニングの施術を行います。
「刺激や痛みがほとんどない」「仕上がりが自然な白さ」「白さが長持ちする」などのメリットがありますが、一方で「効果が出るまで数週間かかる」「食事制限が必要」といったデメリットがあります。
歯科医師の管理の下、やや濃度の高い薬剤を使って行うものです。
「安全に施術が受けられる」「歯が白くなる即効性が期待できる」といったメリットがありますが、「薬剤が染みたり知覚過敏になることがある」「ホームホワイトニングに比べて後戻りが早い」などのデメリットがあります。
◎歯の黄ばみや黒ずみを白くキレイにしたい
◎人前に出る仕事のため、好感度をあげたい
◎結婚式や成人式など、人生の大きなイベントの予定がある